手作りのソーセージで一番多い失敗「肉がボソボソ」その原因と対策のまとめ
・ボソボソは肉がうまく結着していない状態。結着のいいソーセージは、肉に弾力があり「プリっ」とした食感になる。
・肉の鮮度、温度(15度以内)に注意。
・脂は2割程度必要。背脂や肩肉に付いている脂が溶けにくくおすすめ。豚バラ肉の脂や牛脂は溶けやすいのでNG。
→背脂だと、どうしても脂が出てしまう。豚トロに変更。(2023/3/19)
分量
・豚肩ロース 4kg(80%)
*なるべく鮮度がよく、肉色(にくしょう)が濃くて、締まりのいいものをリクエスト。
・豚トロ(のど肉) 800g(20%)
・塩 58g(1,2%)
・砂糖 30g(0,6%)
・粗挽き黒胡椒 20g(0,4%)
・セージ 50g(1.2%)
・ローズマリー 50g(1.2%)
・ニンニク 86g(1,8%)
- 肉をキューブにカットして、全ての材料と混ぜてマリネする。
- キッチンエイドで肉をミンチにする。
- ロボクープで肉をしっかり結着させる。*ここでしっかり結着させる事が重要。
- 味が均一になるように、もう一度大きなボールで全体を混ぜる。
- フライパンで焼いて味と状態の確認。
- 腸詰めして、60度で燻製かけながら2時間ロースト。1時間でバットの位置・ソーセージの上下を入れ替える。*煙が逃げないように、裏の排気口の網を外してバットで蓋する。
- つなぎ目をカットして真空保管。冷凍してもOK。カスレやシュークルートにも。
*ソーセージの良さは、肉汁が中に留まってジューシーに仕上がること。
*オーブンで加熱しながら燻製は煙が抜けるのでNG??
→そうでもないかも。逆に温度が上がりすぎて火が入りすぎてしまう。低温なのでそれほど空気は抜けないのかもしれない。
*完全に火が入っていても、焼いた時に皮が破れるのは同じ。
→弱めの火加減で、コロコロ転がしながら焼き色をつければ、皮は破れにくい。
(2023/2/17)
・エゾジカと和牛ハラミのソーセージ。
・塩1%、黒胡椒 0,2%、アリッサ 0,2%、白ワイン
・ボソボソ、結ばずにカットした部分が火を入れると出てきてしまう。
・外はパリッと、中はプリッとジューシーなソーセージづくり。
・唐辛子やレモン汁を入れると結着が悪くなる。
・牛肉や鹿肉は結着しにくい。ソーセージは豚肉ベースで作るのが⭕️