オリーブオイルは、オリーブの実のフレッシュジュース。
オリーブオイルについて
オリーブオイルとは
オリーブオイルとは、オリーブの果実から得られる油のことを指します。
地中海沿岸地方を中心に、紀元前6000年以上も前から栽培されてきました。
人間の生活に役立つ植物だったので、ワインと並び、人類史上最も早く栽培が始まったもののひとつとされています。
「毎朝スプーン1杯のオリーブオイルが健康をつくる」 などといった、「ことわざ」がスペインやイタリアでは残っているぐらい、生活になくてはならないもののようですね。
一般の植物油は種からオイルがとれるのに対して、オリーブオイルは果実に含まれるオイルであるため、『人類が初めて口にしたオイル』と言われています。
オリーブオイルにとって重要な『酸度』
『酸度』とは、簡単にいえば、オリーブオイルの『酸化具合』『鮮度』を示す数値のことです。
オリーブの実は収穫してから、搾って、オイルにするまでをいかに速やかにするかが勝負。
ここで『酸度』が決まります。
『酸度』が低いほど、良質のオイルとされます。
日本のエキストラバージンオリーブオイルは偽物が多い!
といった意見をよく見かけますが、
これは、日本と世界ではエキストラバージンオリーブオイルの『酸度』の基準が異なる(日本の基準はゆるい)ことが原因のようですね。
『エキストラ』と『ピュア』の違いについて。
日本でよく見かける、オリーブオイルは、
・エキストラバージンオリーブオイル
・ピュアオリーブオイル
の2種類です。
- エキストラバージンオリーブオイルとは、
品質の高いオリーブの果実を搾って作られたもの。オリーブの香り・風味が豊か。
- ピュアオリーブオイルとは、
品質が劣るオイルを精製したものに「エキストラバージンオリーブオイル」などをブレンドしたもの。
オリーブオイルの健康効果
オリーブオイルが健康にいいといわれるポイントは、主にこの2つです。
- 『オレイン酸』と呼ばれる、体にとてもいい脂肪酸がが多く含まれている。
- 酸化を防ぐ『ポリフェノール』を含んでいる。
これらのものが、
- 免疫力を高めてくれたり
- 悪玉コレステロールを下げて、動脈硬化を予防してくれたり
- 便秘・腸内環境を改善してくれたり
- 生活習慣病を予防・改善してくれたり
などの私たちの体にとってたくさんのいい働きをしてくれているんですね。
気をつけること
オリーブオイルは光 ・空気 ・高温が大敵です。
なるべく、この3つを避けて保存しましょう。
#食の知識#地中海式食事法